第36回

地元には支えてくれる人がたくさんいる。

田畑一成(いっせい)さん

(2010.06.18 掲載)

職業

鯛車焼一成 店主

年齢

27歳

住まい

新潟市西蒲区

 新潟市西蒲区出身。新潟市内の高校を卒業後、同市内の建設会社に就職。県内の事業所間で転勤を重ね、その後埼玉県内で出張生活を続ける。中越大震災の際、ライフラインの復旧工事を行うため長岡市にUターン。
 約5年間務めた前職を辞職し、家業の喫茶店を継ぐ傍ら、地元のまちおこしに興味を抱き、巻町で復活した鯛車をモチーフに「鯛車焼」を開発。現在、「鯛車焼一成」を営みながら、地元の賑わいに貢献している。

       
   Uターンのきっかけ
 高校を卒業してから建設会社に勤め、新潟市内や長岡市内の事業所を転々としていました。埼玉へ転勤命令を受けて働いていた頃、中越大震災が発生しました。その時、ライフライン復旧の工事をするため、長岡の営業所に手伝いにいってほしいと頼まれ、震災復旧をお手伝いするべく新潟に戻ってきました。地震をきっかけに新潟に戻ってくるなんて思ってもみなかったですね。
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   鯛車焼をはじめたわけ

 両親が20年以上前から巻駅前の商店街で喫茶店を営んでいたのですが、父親が体を壊してしまいました。その後母親一人では営業が立ち行かず、仕事を辞めて跡を継ぐ決心をしました。
 両親の営む喫茶店は、地元商店街の方々や商工会の方が集う場になっていて、その方たちとお付き合いする中で「地元がヤバイ!何とかしなきゃ!」って気持ちになったんです。
 「鯛車焼」というアイディアが生まれたのは、ある方の一言でした。ちょうど鯛車復活プロジェクトで地元が盛り上がってる頃「鯛車焼でもやったらなじらね」と酒の席で発言された方がいて、構想が持ち上がりました。漠然と何か面白いことをしたいと感じていたこともあって、私が開業する決心をしました。

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   賑わいの創出
 店を開業してから、子どもが駅前通りを歩くようになりましたね。今の子どもは昔よりも外で遊ばなくなっているので、子どもたちがわざわざ店に来てくれて、触れ合いが生まれるのが楽しいですね。
 これからはもっとまちの賑わいに貢献したいですね。お客さんが鯛車焼を買ったついでに商店街でお買い物をしたり、その逆もあったり。地域に根付いた店を目指したいですね。

→まき鯛車商店街のサイトへリンク

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   地元の魅力

 支えてくれる人が沢山いますね。特にこの店の開業は決して一人では成し得ませんでした。商工会の皆さんから起業支援についての情報を得たり、鯛車焼の型を作る際、地元のシルバーアクセサリー屋さんにお世話になったり、大家さんのご厚意で、築100年以上の蔵を貸して頂き店舗にすることもできました。
 あと、とにかくうまい店が多いのが自慢です!若い男性が喜びそうなボリューム満点の食事ができるところが沢山あります!

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   地元で働くことへの不安
 不安は全くといって良いほど感じていませんでした。とにかく何かチャレンジしたくてしょうがなかったんです。「とにかくやることに意味がある!」という勢いでした。店をやると決めてからはすごく忙しい日々が続いたのですが、やはり支えてくれる方たちがいたおかげか、自然と一歩を踏み出すことが出来ていましたね。
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   メッセージ

 前へ踏み出すきっかけがあれば何でもできるってことを伝えたいですね。地元には協力してくれる人は沢山います。これは紛れもない事実です。地方は今人が少なくなっていき、賑わいが無くなっている。「これではヤバイ」と思う人がいたら、是非、故郷のためにも、踏み出して欲しいですね。


鯛車焼一成
新潟県新潟市西蒲区巻甲2925−9
TEL:0256-72-1990
ブログ:http://ameblo.jp/flhrs0821/

→ブログ 鯛車焼一成のサイトへリンク

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